水槽のレイアウト
水槽のレイアウトは基本的に水場と陸場の二つを作りますが、幼体と成体では微妙に違います。
幼体ではやや水場のほうを広くします。
割合的には2対1くらいのレイアウトです。
成体ではちょうど半々くらいのレイアウトにします。
また子ガメは泳ぎが下手なのであまり水をたくさん入れません。
溺れてしまう事があります。
甲羅が隠れるくらいでちょうどいいくらいでしょう。
成体での水深は、甲羅の30cmくらいの深さのスペースと10cmくらいのスペースのミックスされた空間を作るといいでしょう。
水槽のレイアウトはミドリガメの場合、あまり懲りすぎると水替えのときにとてもめんどくさいことになります。
それを考えるとシンプルなレイアウトにするのがよいと思います。
僕は砂利は敷いていません。
体を乾かせて日光浴のできる陸地は必ず作ります。
これはレンガやそこいらの石を使えばすぐにできます。
その際に気を付けることは、ミドリガメが登りやすいように端っこを斜めにしてあげることです。
段差がありすぎて登れないことがあると体力を消耗してしまいます。
また、ミドリガメが安心できるように隠れられるスペースも作っておくといいです。
自作する場合であれば、背の低い植木鉢を使うなら口のところを少し割り、逆さまに置けばできます。
背の高い植木鉢なら半分に割るといいです。
市販の浮島やシェルターを買って設置してもOKです。
水草を浮かべてシェルターにするのもレイアウトが格好良くなりなかなか風流です。
水深が浅い場合は水のろ過装置を付けられませんが、ある程度深いのであればろ過装置を付けたほうがよいでしょう。
付けない場合は毎日水を交換しなければなりません。
その他に、水槽の淵には保温用のスポットライトと紫外線ライトを必ずつけます。